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ナルル創作■勇気試し(アルブレヒトとヘクバ)

2012.03.06 16:01|  漫画・絵・創作
ナルル王国物語創作。

ヘクバさんとアルブレヒトの学生時代のエピソード。
3歳(リアル換算9歳)くらい。1年生。


◆『勇気試し(アルブレヒトとヘクバ)』

度胸と勇気、力量を示すには、
橋の下を通って南下する連絡船へ飛び降りるのが一番だ。
移動する船への着地に失敗すると延々と湖を泳ぐ事になるから気をつけろ。
ただし、大人に見つかると口うるさいから、見つからないように。
それがナルルの学生に伝わる伝統だ。通過儀礼と言ってもいい。

シスモンドは怖じ気づき、1年上のガルデルは「遠慮しておくよ」と気取って断った。
あいつマジ気に食わねー。
大抵こういった『危険な』遊びにつきあうのはヘクバだった。
人通りの少ない崖前通りの橋に陣取り、オレ達は二人で南下する連絡船を待った。

飛び降りるタイミングは完璧だった。
着地は失敗しなかった。
ただ、着地点がクリスタの貯蔵箱の角だった事と
足裏ではなく足首で着地したのが悪かっただけだ。

「クッソ、全然痛くねーし!!!」
擦りむいただけでなくオレの足首はポマロくらいの色と大きさになっていた。

120305少年アルブレとヘクバ

「どうみても腫れてるし歩けないなら渡船場着いたら大人呼んでくる」
「バカやめろ」
「バカはそっち」
「だから痛くねーし歩けるし!」

面倒な大人を呼ばれるとまた親父さんの拳骨くらう事になるだろーが!
大事にされたくない。
片足だって歩けないこともねー。

しかしヘクバは冷えきった声でこう言い放つのだった。
120305少年ヘクバup
「痛くないならそこ蹴り飛ばしても大丈夫だね?」

120305少年アルブレup
「……くそすいませんでした」

学校に上がる前のヘクバなら確実に聞かずに蹴っ飛ばしてた。
ここは逆らわない方がいい。
スカート履いて大人しくなったと思ったら中身変わってねーこいつ。
やっぱり女じゃねえ。

(痛ってええええええええ!!!!)

……くっそ格好わりい!

連絡船はクリステアの塔の北側にそって周り、
蒸気を出しながらランスル渡船場へのんのんと流れて行く。

どうか話の分かる大人が見つかりますように。リンゴさんとか。
ポマロ色からナツビ色に変わり始めている足首を押さえながらそんな事を考えていた。

骨、イッてんじゃねーの、これ。

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