ナルルUMD版発売イベントに行ってきました
2012.06.18 14:34| ワーネバニュース|
◆ナルル王国パッケージ版発売記念の体験イベント
6/16(土)に池袋で行われた
ナルル王国発売記念の体験イベントに行ってきました。
会場は池袋のヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館でした。
あいにくの雨模様でかつ、6階のゲーム体験ブースという場所だったので
6階自体にそもそものお客さん数が多くなかったように思います。
(開始1時間くらいの様子)
色んなゲームの体験コーナーがあちこちにあるゲーム売り場といった雰囲気で
壁面に大きなモニター。そこにナルル王国のプロモーションビデオが流されていました。
ナレーション付きで興味をひくように作られてましたよ〜。
縦長のポスターがいくつも貼られていました。
その前テーブルが体験コーナーで
PSPが4台つながれており、ナルル王国の体験版が入っていました。
ワーネバは止め時がわからないので、後ろに人がならんでるのを見つけたところで終了。
ザイアルさんのツアーはお断りして移住初日の夕方くらいまで遊んだので15分くらいだったかも。
顔見知りのネバラーさんがちらほらいらっしゃっていました。
人が集まっているのを見てなんだろう、とよって来たまったくワーネバを知らなそうな方達も
体験してらっしゃいましたよ〜。
(でもどんな反応だったのかは流石に確認出来ず…!)
初見だとザイアルさんのツアーだけで終わってしまうんじゃないだろうか…
ワーネバの新しいユーザーさんが増えるといいなあ…!
体験のおまけ&購入のおまけで、いむキーホルダーといむぐるみ(中)をいただいてきました。
(さらにモバイルドリーム館のキャンペーン中だったのか、PSPケースももらっちゃいました)

↑10周年パックのいむぐるみ(中)とワーネバアイランドの特典のいむキーホルダー。
イベント終了後、いむぐるみは終了してしまったようですが
キーホルダーが少量のこっているそうで、
LABIモバイルドリーム館でナルル王国パッケージ版を買うと
いむキーホルダーがおまけに付くそうです!
※通販だとここもキーホルダーがつくとか。
http://www.famicom-plaza.com/blog/2012/06/0609-psp-world-neverland.html
ここからは、本目的レポートです。
私のワーネバ愛が重たい記事となっております。若干苦い味がするかもしれません。
ワーネバシリーズのプロデューサー宮崎慈彦さんが
東京にいらっしゃってるようだったので
(※ワーネバの制作会社アルティさんは九州の会社です)
ぜったいイベントにはいらしてるはず、と、いむすあま持って突撃してきました。
◆ワーネバのプロデューサーさんにお会いして色々お聞きした
宮崎プロデューサーはプルト発売前のゲームショーでお見かけした事があったのと
(オフオフ会というワーネバのイベントやトークショーがあったのです)
攻略本などに顔写真が載っていたため、お顔を知っていました。
(王国白書や攻略本をお持ちのネバラーさんはご存知かと思います。
ああ、小林真文さんのレポート漫画の似顔絵ほんとそっくりです。)
でもイベント会場にいらっしゃった男性は
10年以上前の宮崎プロデューサーそのままで、あんまりお若いままなので
(宮崎さんの甥っ子さん…とかだったりして?と思ってしまった)
確証が持てなかったのですが、思い切って話しかけてみました。
イベント中にご迷惑かとは思いましたが、直接お会いできる機会は他にないと
意見や質問などをさせていただき、色々なお話を聞かせて下さいました。
(そしてこちらの意見や苦情も、聞いて下さいました)
宮崎さん、押し掛けユーザーに貴重なお話ありがとうございました。
お聞きした事ネット上に書いてもいいですか?の質問に
「ユーザさんにお伝えした事は広まってしまう時代なので、いいです…書いちゃってください」
とまな板の上の鯉状態でお答えいただきましたので書いちゃいます。
スタッフさんにおこられたらごめんなさい、宮崎さん。
立ち話を思い出しながら書いているので一言一句そのまま事実ではありません。
私の受け取り方で事実とは違うニュアンスになっているかもしれません。
私個人のフィルターを通した記事です。記憶をもとにした回想なんて曖昧なものです。
どうかそれをふまえて、読んで下さいね。
元は立ち話ですが、読みやすさ優先でインタビュー風編集にしてみました。
記事のままスラスラ会話をしたわけでなく、普通の会話を要約して整頓して編集したものです。
まだイベントが開始して1時間も経っていなかった頃で、
宮崎Pも少し緊張がみられました。我が子の結婚式をみるような、そんな緊張感。
そして、ワーネバの事を語る宮崎Pは終止目がうるんでらっしゃって、
その言葉には熱意と愛情がつよく感じられました。
メールなどの文字だけだったらわからなかった。直接顔を見てお話が聞けて本当に良かったです。
──ナルル王国パッケージ版おめでとうございます。やっぱり手に取れるワーネバ、嬉しいです。
宮崎P
「ありがとうございます。UMDは僕のワガママで形にさせてもらいました。
ほんとうに僕のワガママです。」
──どういう意味ですか?ファンからUMD版が欲しいという要望もありましたよね?
宮崎P(※この辺りは曖昧なのでかなり間違っているかもしれません)
「ソニーさんとの契約で、ナルルは"DL販売のみだから"という事で
なんとかライセンス契約させてもらっていました。
だから本来ならば契約上UMDにすることは出来なかったんです。
でもどうしても形に残したくて、無理矢理ねじこんだ。
将来的にネットワーク環境がなくなっても、未来永劫手元に残るものとして、
永久保存版として、形にしておきたかった」
※「僕のワガママで」という言葉を使ってらっしゃいますが、
個人的に欲しいから、という意味ではなく
ワーネバファンの為に、ナルルという作品のために、そして作った自分たちの足跡として
形に残したかったのだ、と感じました。
——DLC全部入りにした理由を教えてください。
宮崎P
「手に取ってくれたユーザーさんが、ソフトを手に入れてから他に手を煩わせる事なく、
これ1枚で遊べる、完全版を作りたかったんです。だから全部詰め込んだ。」
※ユーザーさんに永久保存版を届けたいんだ、という熱意が伝わってくる感じでした。
※DLC、勝手な想像なんですが
たぶん100円セールって一番ギリギリ下のラインなんじゃないかと思っています。
DL版ユーザー向けにそうとう譲歩してると思う。商品を置くにしてもソニーさんとのマージンもあるはず…
新しい商法に慣れていない、と日本経済新聞のこの記事で読んでいたので
宮崎P自身のDLC商法についてのお考えとか時間があれば色々お聞きしてみたかったです。
——ワーネバでのこういったイベントは久しぶりですね。
ゲーム屋さんに大画面でワーネバ画面が流れるだけで、胸に来る物があります。
宮崎P
「今回のこのイベントは、ソニーさんのお声かけで実現したものです。
うちの会社規模では今はとてもこういった事をする力がありません。
ユーザーさんから地元の九州で、とお声をいただいているので
できることなら九州でもやりたい……けれど、難しい。……けれど、やりたい…でも約束出来ません」
※場所を借りる、機材を用意する、
イベント日の人員を割く、だけでもかなりのお金がかかりますもんね…
出来る事ならやりたい、けれど「やりたいと思っています」なんて公式アカウントなどでは
呟いたりは出来ないのだと思います。
確定出来ない事は会社としては表に出せないのでしょう。
でも……ユーザーはそう思って下さってる事を何も知らない。
表面の企業としての発表を見て判断するしか出来ないから、曲解してしまう。
——そういった気持ちを持っている事をもっと、表に出していただけないでしょうか。
ゲームに対する熱意や、実現が難しい理由、苦渋の決断や苦労話、こめた思いなど
昔はゲーム雑誌や攻略本のインタビューなどでそれを垣間みる事が出来ましたが
今はツイッターやブログ、サイトの固い情報だけなので、
もっとどういう考えを持っていらっしゃるのか、ユーザーに見せて欲しいです。
そうしたら、安心できます。
昨夜の宮崎さんのツイート、とっても嬉しかったです。
ああいった事をもっと表に出して下さい、おねがいします。
宮崎P
「……あれは、並んでいるソフト達を見たら、感動していてもたってもいられなくなって
思わず呟いてしまいました」
※うるうるした目で語られるとこっちも泣きそうでした。
——それと……イベントなどの告知を、もっと早めていただけないでしょうか。
あの、ネバラーの年齢層も大分あがっているので、
急だと休みを取ったりできないのです…
宮崎P(苦笑しつつ、頷く)
——攻略本や設定資料集を出す事は難しいでしょうか?
ワーネバは裏設定が大量に細かく作られているので
設定をみて世界観をより理解して、ゲームがより膨らんで楽しくなる循環があったのです。
ファンアートを描く手助けにもなります。
宮崎P
「攻略本は難しいです。今は情報がネット上に全部ある。
そして、編集さんよりもずっと詳しいです。そしてウチの知名度では出してもらう事が自体が難しい。
設定資料集的な物なら需要もありそうだと思っているんですが…
スタッフに伝えると、これはちゃんとしたものじゃないから、とひっこめてしまいます。
きちんとした形にして出したい、と。そうなると手間もかかってしまうので結局出せないままです。」
——ツイッターやブログにアップされたナルルやククリアのラフ設定、とってもよかったです!
宮崎P
「あれは、低解像度だから、と許してもらいました」
——ラフなのがいいんですよ、設定だもの、それがいいんですよ!それが欲しいんです。見たいんです。
宮崎P
「僕一人がいくらいってもだめですが、ユーザーさんの意見は強いのでどんどんご意見下さい。」
——フォームからお送りした方がいいですか?ツイッター上のハッシュタグ呟きでも?
それとも、ハガキなど郵便のほうがいいでしょうか?
※この部分の明確なお答えを忘れてしまいました。
ハッシュタグは基本的にチェックしているとの事。
ちなみに冊子、本にする事は、やはり難しいそうです。
製版、印刷、配本、と、とんでもなく手間もお金もかかりますものね…。
電子書籍でいいんだ、欲しいです、欲しいです、欲しいです。
要望やご意見フォームはアルティさん公式サイトのお問い合わせページ
http://www.althi.co.jp/inquiry.html
住所は会社概要にあります。
(イラストとか送ると喜んでもらえますよ)
http://www.althi.co.jp/company.html
※王国絵師様、新王国絵師様方へ
ラフ絵もすてきです、みせてください、おねがいします。おねがいします。
オルルド攻略本の小さなラフ画や
ナルルの小さな画像をどれだけ凝視したかわかりません。
作られて行く過程の絵も大好物です。
――iTunesにあったオルルドとゼーンのサウンドトラックが今は買えなくなっていますが…
宮崎P
「年間契約料的なものがあるので、残念ですがずっと置いたままにすることはできません」
※とてもすてきなサウンドなので
サントラ化されていないプルトやアイランドも聞きたいです。
——ナルルの頃からククリアの構想はあったんですか?
宮崎P
「ククリアとナルルはセットで考えていました。
オルルドとプルトみたいに連続で出せたらと。」
——ククリアも発売後大きなバグが発見されていますが、
発売前に把握はなさっていましたか?
バグが発見された事で、私自身ゲームを続けるのを一旦止めてしまったのです。
ワーネバは他のゲームと違ってやり直しがきかない。
同じセーブデータでも2度と同じ人生にはならない。そういう所が面白く大好きな所なのですが
進行に関わるバグがあると困ります。
宮崎P
「置き去りバグは気がついていませんでした。
リリース直前に大きなバグが見つかってしまい、それをなんとかやっつけたと思ったら…
デバッガー達がとても悔しがっていました。
昔に比べてシステムが複雑化していて、済から済まで確認する事が難しくなっています。
ほんとうに、そこは力不足です。」
——正直最初のナルル王国は遊びにくい細かな部分が多かったです。
でもパワーアップ版で親切に改良してくださって、遊びやすくなった。
そしてククリア王国は、とても入りやすい、遊びやすい作りで、するする遊べました。
ワーネバ初心者さんにも勧めたくなるような素晴らしい出来だったので
きっとワーネバを触った事のないテストプレイヤーさんを迎えて
練ってくださったのだろうな、と感じました。
——ワーネバは自由度が高い分、色んなプレイスタイルがあります。
延々仕事に打ち込む、武術に打ち込む人も入れば、
NPCのストーキングや観察に力を入れる人も居る。
用意されたイベントをこなして行くプレイスタイルのデバッグはなされている感じがしたのですが
ククリアで発見されたバグは、NPCを観察したり、違ったプレイスタイルから見つかっている物です。
ネバラーさんを九州の地元から募集してデバッグしてもらう事は出来ないでしょうか?
ワーネバの遊び方に慣れたデバッガーさんが居れば、
ナルルの遊びにくさに早く気がつけたり、ククリアの置き去りバグにも
気がつけたりしたのではないかと期待しているのですが。
宮崎P
「デバッグをするのに、PSPでは出来ないんです。
特殊な機械が必要で、1台あたりの値段もとても高い。
うちには数台しかないので、難しいでしょう。
デバッガーの他にも、ワーネバスタッフとは別の社員や家族、
ワーネバを触った事のない知り合いなどにもテストプレイをお願いしています」
※ワーネバの色んな遊び方を、もっと知っていただきたいなと感じました。
はと宅にネバラーさんで集まって、TVにゲーム画面を映して数人のプレイをみて遊んだりする事がありますが
同じ創作型プレイヤーさん達でも、全く違った印象のプレイになります。
今回、体験会でワーネバをプレイする所をプロデューサーさんに見ていただけると
思っていたのですが、体験はPSP本体で個人で楽しむ物だったので
プレイの内容や、プレイヤーが感じる細かな事まではご覧頂けなかったのではないかと。
ワーネバをプレイするファンのみんなは、本当に楽しそうです。
何に喜び、何を楽しみ、何に歓声をあげ、何にストレスを感じ、何を欲するのか、
もっとユーザーがどう楽しんでいるか、ワーネバのどこがどのように面白いのか
なぜ、こんなに長く愛されているのか
もっと、直接見て知っていただきたいなと思いました。
なんとなくですが、アルティさんの作って提供しているもの以上のものを
ユーザーは受け取って遊んでいるように思うのです。
アルティさんがつくったお弁当は美味しいです。
でもユーザーは、アルティさんが想定した以上の行動をとって楽しんでいたりするかもしれません。
コロッケにかけるために用意したソースを、ごはんにかけて、絵を書いていたりする。
ユーザーのもとめる「ワーネバの楽しさ」と
アルティの想定提供する「ワーネバの楽しさ」が、ちょっとだけ、ずれているように感じます。
そこが見えてきたら、バグ発見や、遊びやすさなどがもっと旨い事行くような気がするのです。
ユーザーの生の顔や、声を、もっと見ていただきたいなと思いました。
やっぱり文字だけのレビューや反応とは違うと思います。
プロデューサーさんには特に知ってもらいたいなあ…。
そして、ユーザー側は
もっともっとここが美味しいよー、って伝えたらいいかも。
梅干し入ってないよ!醤油ついてないよ!お箸ついてないんだけど!って伝える事も大事だけど
たまごやき、旨かったからまた食べたいとか
お前の料理が好きだとか、きっとそういうの大事。
この卵焼きまずい より
前の卵焼きが美味しくて好き のがいい。
お前の事は嫌いだけど、もっと旨い料理を作れって言われたら
私だったらもう明日から夕飯作るの嫌です。ちからが出ません。
誰かを否定したり批判したい訳じゃなくて。
ワーネバを作るおとうさんおかあさんに、ちからを与えるのも
ユーザーなんじゃないかと思うのです。
美味しく食べてもらおうと作った物をおいしい、って言ってもらえるのって
すごく元気になるから。
ただ、ずっと色々と伝え続けてきて、もういいや、って疲れてしまってるユーザーさんが多いのも確かで。
私もククリアで思う所があっても意見を出していなかったです。
ククリアの発表や発売が予想外に駆け足でした。
戸惑っているうちにククリアが発売して。
そしてすぐにククリアの大きなバグ発見があって、しょんぼりしつつも、
きっと修正版を作ってくれる、と信じていました。
スタッフさんも細かな対応を返して、一人一人データを修正して返したりしてくれていました。
でもいつ修正版が出るのか、作っているのか、どういう気持ちや対応予定なのか、
何もわからないままの不安な時に
「ククリアのお祭りをやります」という発表があって。
とてもお祭り気分じゃなかったのです。
ククリア、すごく面白いけど、時間を忘れちゃう位面白いけど
バグがある、どうやら2世代目が寿命が短くなっちゃってるみたい、そんな中で進める事が出来なくて。
どうなっちゃうんだろう、どうするんだろう、という時期に
ナルルのUMD版発表。
凄く嬉しい事なのに、手放しで喜べなかったのです。
発表の順番や、時間がもうちょっと違っていたら。
プロデューサーさんがどういう考えをもって、どういうつもりで動こうとしているのか、わかっていたら。
ククリアの修正版を出しますよ、という情報の後に
ナルルのUMD版の発表だったら、そしてククリア修正版後のお祭りだったら、
もっともっと喜べたと思います。
修正版などの発表タイミングも数日前だったりして、急激すぎるように感じているのです。
動きや、どういう方針なのかを前もって伝えていただけたらと思います。
発表タイミングも、余裕を持って、サバをよんで、もったいつけていただきたい。
アルティさんの動向や意思がこちらにはわかりにくいのです。
ナルル発表前も、ゼーン大陸の終了、そしてアシツガハラ国物語の終了、
ファンクラブも公式サイトも終了、そのアナウンスしかなかったから
もうアルティさんはワーネバシリーズから手をひくのだ、と受け取っていました。
まだ発表できる段階になかったのかもしれないけれど、
次回作を準備しています、待っててね、と一言でもあったら嬉しかった。
ゼーン大陸も、終了はサーバーの老朽化が主な原因だと聞いています。
そういった事や思いももっと表に見える所に出していただけていたら。
ほんとうにアルティさんはワーネバからは離れてしまうのだと思い込んでいたので
ナルル王国の発表があったとき、とてもとても嬉しかったです。
ナルルもククリアも、進化していました。
新しい事一杯で、想像の斜め上をいかれる事も沢山。
オルルドやプルトのシリーズとも繋がりをしっかり持たせてくれて、
よだれが出る事一杯です。
ワーネバの持つ、じっくり世界観を読んで行くと、ただ平和なだけじゃないよ、という
歴史観も大好きです。
スタッフさんがこれでもかと色々詰め込んでくれているのがとてもわかります。
ユーザーを楽しませようと、盛り込んでくれてるのがわかります。
プレイしながら1カ所1カ所歓声をあげているのをカメラで見て欲しいくらいです。
けれど、欠陥だと感じてしまうレベルのバグや
ワーネバとしての遊びにくさ、ユーザー視点で感じるストレスが、
その喜びを上回ってしまう事があり、勿体ないです。
バグや苦情の対応で少ない人数の社員さんの手がとられているように思います。
好きだからこそ、残念に思うのです。残念を伝えるのです。
そして、伝える事はとてもエネルギーのいる事。
それをしないまま無言で去って行くお客さんの方が多いかもしれない。
面白いゲームなのに。やめてしまうかもしれない。面白いゲームなのに。
どうか、次回作は慎重に、
時間をかけて、最終調整をしていただきたいです。
これからも長く愛されるゲームを作って下さる事を信じています。
他にないゲームだからこそ、ワーネバが大好きです。
もうなんだか自分で何言ってるんだかよくわかりませんが、
今後もっと、アルティさんとネバラーのいい距離と関係を築いていけたらいいなあ。
ただ、楽しいゲームが作りたい
ただ、楽しいゲームがしたい
根本はそこにあるはずだから。
最後に
——ククリア王国のUMDも出そうですか?
宮崎P
(渋い顔で)「……難しいです」
このままワーネバシリーズが小さく萎んで行くのはいやだよ。
アルティさんにはうまく儲けて、スタッフさんには健康でつやつやしてもらって、
楽しくいきいきとゲーム作ってもらわないと。
絵も漫画も健康で笑える余裕がないと良い物描けない。
ゲームだってきっと同じ筈。
何かできないかなあ、何が出来るんだろう。
好きって言い続けることくらいしか、思いつきません。
6/16(土)に池袋で行われた
ナルル王国発売記念の体験イベントに行ってきました。
会場は池袋のヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館でした。
あいにくの雨模様でかつ、6階のゲーム体験ブースという場所だったので
6階自体にそもそものお客さん数が多くなかったように思います。
(開始1時間くらいの様子)
色んなゲームの体験コーナーがあちこちにあるゲーム売り場といった雰囲気で
壁面に大きなモニター。そこにナルル王国のプロモーションビデオが流されていました。
ナレーション付きで興味をひくように作られてましたよ〜。
縦長のポスターがいくつも貼られていました。
その前テーブルが体験コーナーで
PSPが4台つながれており、ナルル王国の体験版が入っていました。
ワーネバは止め時がわからないので、後ろに人がならんでるのを見つけたところで終了。
ザイアルさんのツアーはお断りして移住初日の夕方くらいまで遊んだので15分くらいだったかも。
顔見知りのネバラーさんがちらほらいらっしゃっていました。
人が集まっているのを見てなんだろう、とよって来たまったくワーネバを知らなそうな方達も
体験してらっしゃいましたよ〜。
(でもどんな反応だったのかは流石に確認出来ず…!)
初見だとザイアルさんのツアーだけで終わってしまうんじゃないだろうか…
ワーネバの新しいユーザーさんが増えるといいなあ…!
体験のおまけ&購入のおまけで、いむキーホルダーといむぐるみ(中)をいただいてきました。
(さらにモバイルドリーム館のキャンペーン中だったのか、PSPケースももらっちゃいました)

↑10周年パックのいむぐるみ(中)とワーネバアイランドの特典のいむキーホルダー。
イベント終了後、いむぐるみは終了してしまったようですが
キーホルダーが少量のこっているそうで、
LABIモバイルドリーム館でナルル王国パッケージ版を買うと
いむキーホルダーがおまけに付くそうです!
※通販だとここもキーホルダーがつくとか。
http://www.famicom-plaza.com/blog/2012/06/0609-psp-world-neverland.html
ここからは、本目的レポートです。
私のワーネバ愛が重たい記事となっております。若干苦い味がするかもしれません。
ワーネバシリーズのプロデューサー宮崎慈彦さんが
東京にいらっしゃってるようだったので
(※ワーネバの制作会社アルティさんは九州の会社です)
ぜったいイベントにはいらしてるはず、と、いむすあま持って突撃してきました。
◆ワーネバのプロデューサーさんにお会いして色々お聞きした
宮崎プロデューサーはプルト発売前のゲームショーでお見かけした事があったのと
(オフオフ会というワーネバのイベントやトークショーがあったのです)
攻略本などに顔写真が載っていたため、お顔を知っていました。
(王国白書や攻略本をお持ちのネバラーさんはご存知かと思います。
ああ、小林真文さんのレポート漫画の似顔絵ほんとそっくりです。)
でもイベント会場にいらっしゃった男性は
10年以上前の宮崎プロデューサーそのままで、あんまりお若いままなので
(宮崎さんの甥っ子さん…とかだったりして?と思ってしまった)
確証が持てなかったのですが、思い切って話しかけてみました。
イベント中にご迷惑かとは思いましたが、直接お会いできる機会は他にないと
意見や質問などをさせていただき、色々なお話を聞かせて下さいました。
(そしてこちらの意見や苦情も、聞いて下さいました)
宮崎さん、押し掛けユーザーに貴重なお話ありがとうございました。
お聞きした事ネット上に書いてもいいですか?の質問に
「ユーザさんにお伝えした事は広まってしまう時代なので、いいです…書いちゃってください」
とまな板の上の鯉状態でお答えいただきましたので書いちゃいます。
スタッフさんにおこられたらごめんなさい、宮崎さん。
立ち話を思い出しながら書いているので一言一句そのまま事実ではありません。
私の受け取り方で事実とは違うニュアンスになっているかもしれません。
私個人のフィルターを通した記事です。記憶をもとにした回想なんて曖昧なものです。
どうかそれをふまえて、読んで下さいね。
元は立ち話ですが、読みやすさ優先でインタビュー風編集にしてみました。
記事のままスラスラ会話をしたわけでなく、普通の会話を要約して整頓して編集したものです。
まだイベントが開始して1時間も経っていなかった頃で、
宮崎Pも少し緊張がみられました。我が子の結婚式をみるような、そんな緊張感。
そして、ワーネバの事を語る宮崎Pは終止目がうるんでらっしゃって、
その言葉には熱意と愛情がつよく感じられました。
メールなどの文字だけだったらわからなかった。直接顔を見てお話が聞けて本当に良かったです。
──ナルル王国パッケージ版おめでとうございます。やっぱり手に取れるワーネバ、嬉しいです。
宮崎P
「ありがとうございます。UMDは僕のワガママで形にさせてもらいました。
ほんとうに僕のワガママです。」
──どういう意味ですか?ファンからUMD版が欲しいという要望もありましたよね?
宮崎P(※この辺りは曖昧なのでかなり間違っているかもしれません)
「ソニーさんとの契約で、ナルルは"DL販売のみだから"という事で
なんとかライセンス契約させてもらっていました。
だから本来ならば契約上UMDにすることは出来なかったんです。
でもどうしても形に残したくて、無理矢理ねじこんだ。
将来的にネットワーク環境がなくなっても、未来永劫手元に残るものとして、
永久保存版として、形にしておきたかった」
※「僕のワガママで」という言葉を使ってらっしゃいますが、
個人的に欲しいから、という意味ではなく
ワーネバファンの為に、ナルルという作品のために、そして作った自分たちの足跡として
形に残したかったのだ、と感じました。
——DLC全部入りにした理由を教えてください。
宮崎P
「手に取ってくれたユーザーさんが、ソフトを手に入れてから他に手を煩わせる事なく、
これ1枚で遊べる、完全版を作りたかったんです。だから全部詰め込んだ。」
※ユーザーさんに永久保存版を届けたいんだ、という熱意が伝わってくる感じでした。
※DLC、勝手な想像なんですが
たぶん100円セールって一番ギリギリ下のラインなんじゃないかと思っています。
DL版ユーザー向けにそうとう譲歩してると思う。商品を置くにしてもソニーさんとのマージンもあるはず…
新しい商法に慣れていない、と日本経済新聞のこの記事で読んでいたので
宮崎P自身のDLC商法についてのお考えとか時間があれば色々お聞きしてみたかったです。
——ワーネバでのこういったイベントは久しぶりですね。
ゲーム屋さんに大画面でワーネバ画面が流れるだけで、胸に来る物があります。
宮崎P
「今回のこのイベントは、ソニーさんのお声かけで実現したものです。
うちの会社規模では今はとてもこういった事をする力がありません。
ユーザーさんから地元の九州で、とお声をいただいているので
できることなら九州でもやりたい……けれど、難しい。……けれど、やりたい…でも約束出来ません」
※場所を借りる、機材を用意する、
イベント日の人員を割く、だけでもかなりのお金がかかりますもんね…
出来る事ならやりたい、けれど「やりたいと思っています」なんて公式アカウントなどでは
呟いたりは出来ないのだと思います。
確定出来ない事は会社としては表に出せないのでしょう。
でも……ユーザーはそう思って下さってる事を何も知らない。
表面の企業としての発表を見て判断するしか出来ないから、曲解してしまう。
——そういった気持ちを持っている事をもっと、表に出していただけないでしょうか。
ゲームに対する熱意や、実現が難しい理由、苦渋の決断や苦労話、こめた思いなど
昔はゲーム雑誌や攻略本のインタビューなどでそれを垣間みる事が出来ましたが
今はツイッターやブログ、サイトの固い情報だけなので、
もっとどういう考えを持っていらっしゃるのか、ユーザーに見せて欲しいです。
そうしたら、安心できます。
昨夜の宮崎さんのツイート、とっても嬉しかったです。
ああいった事をもっと表に出して下さい、おねがいします。
※宮崎P個人のツイッターアカウントでのイベント前日の呟き。
「発売直後の新宿、秋葉原のショップを見て回った。
今週発売コーナーに平積みされていて手に取ってくれる人がいたのはうれしかった。
基本オンラインのゲームのみのスタンスは変わらないけど、どうしても"形"にして残したかった。
実現させてくれたユーザーさんたちになんとかお礼をしなくては。」
宮崎P
「……あれは、並んでいるソフト達を見たら、感動していてもたってもいられなくなって
思わず呟いてしまいました」
※うるうるした目で語られるとこっちも泣きそうでした。
——それと……イベントなどの告知を、もっと早めていただけないでしょうか。
あの、ネバラーの年齢層も大分あがっているので、
急だと休みを取ったりできないのです…
宮崎P(苦笑しつつ、頷く)
——攻略本や設定資料集を出す事は難しいでしょうか?
ワーネバは裏設定が大量に細かく作られているので
設定をみて世界観をより理解して、ゲームがより膨らんで楽しくなる循環があったのです。
ファンアートを描く手助けにもなります。
宮崎P
「攻略本は難しいです。今は情報がネット上に全部ある。
そして、編集さんよりもずっと詳しいです。そしてウチの知名度では出してもらう事が自体が難しい。
設定資料集的な物なら需要もありそうだと思っているんですが…
スタッフに伝えると、これはちゃんとしたものじゃないから、とひっこめてしまいます。
きちんとした形にして出したい、と。そうなると手間もかかってしまうので結局出せないままです。」
——ツイッターやブログにアップされたナルルやククリアのラフ設定、とってもよかったです!
宮崎P
「あれは、低解像度だから、と許してもらいました」
——ラフなのがいいんですよ、設定だもの、それがいいんですよ!それが欲しいんです。見たいんです。
宮崎P
「僕一人がいくらいってもだめですが、ユーザーさんの意見は強いのでどんどんご意見下さい。」
——フォームからお送りした方がいいですか?ツイッター上のハッシュタグ呟きでも?
それとも、ハガキなど郵便のほうがいいでしょうか?
※この部分の明確なお答えを忘れてしまいました。
ハッシュタグは基本的にチェックしているとの事。
ちなみに冊子、本にする事は、やはり難しいそうです。
製版、印刷、配本、と、とんでもなく手間もお金もかかりますものね…。
電子書籍でいいんだ、欲しいです、欲しいです、欲しいです。
要望やご意見フォームはアルティさん公式サイトのお問い合わせページ
http://www.althi.co.jp/inquiry.html
住所は会社概要にあります。
(イラストとか送ると喜んでもらえますよ)
http://www.althi.co.jp/company.html
※王国絵師様、新王国絵師様方へ
ラフ絵もすてきです、みせてください、おねがいします。おねがいします。
オルルド攻略本の小さなラフ画や
ナルルの小さな画像をどれだけ凝視したかわかりません。
作られて行く過程の絵も大好物です。
――iTunesにあったオルルドとゼーンのサウンドトラックが今は買えなくなっていますが…
宮崎P
「年間契約料的なものがあるので、残念ですがずっと置いたままにすることはできません」
※とてもすてきなサウンドなので
サントラ化されていないプルトやアイランドも聞きたいです。
——ナルルの頃からククリアの構想はあったんですか?
宮崎P
「ククリアとナルルはセットで考えていました。
オルルドとプルトみたいに連続で出せたらと。」
——ククリアも発売後大きなバグが発見されていますが、
発売前に把握はなさっていましたか?
バグが発見された事で、私自身ゲームを続けるのを一旦止めてしまったのです。
ワーネバは他のゲームと違ってやり直しがきかない。
同じセーブデータでも2度と同じ人生にはならない。そういう所が面白く大好きな所なのですが
進行に関わるバグがあると困ります。
宮崎P
「置き去りバグは気がついていませんでした。
リリース直前に大きなバグが見つかってしまい、それをなんとかやっつけたと思ったら…
デバッガー達がとても悔しがっていました。
昔に比べてシステムが複雑化していて、済から済まで確認する事が難しくなっています。
ほんとうに、そこは力不足です。」
——正直最初のナルル王国は遊びにくい細かな部分が多かったです。
でもパワーアップ版で親切に改良してくださって、遊びやすくなった。
そしてククリア王国は、とても入りやすい、遊びやすい作りで、するする遊べました。
ワーネバ初心者さんにも勧めたくなるような素晴らしい出来だったので
きっとワーネバを触った事のないテストプレイヤーさんを迎えて
練ってくださったのだろうな、と感じました。
——ワーネバは自由度が高い分、色んなプレイスタイルがあります。
延々仕事に打ち込む、武術に打ち込む人も入れば、
NPCのストーキングや観察に力を入れる人も居る。
用意されたイベントをこなして行くプレイスタイルのデバッグはなされている感じがしたのですが
ククリアで発見されたバグは、NPCを観察したり、違ったプレイスタイルから見つかっている物です。
ネバラーさんを九州の地元から募集してデバッグしてもらう事は出来ないでしょうか?
ワーネバの遊び方に慣れたデバッガーさんが居れば、
ナルルの遊びにくさに早く気がつけたり、ククリアの置き去りバグにも
気がつけたりしたのではないかと期待しているのですが。
宮崎P
「デバッグをするのに、PSPでは出来ないんです。
特殊な機械が必要で、1台あたりの値段もとても高い。
うちには数台しかないので、難しいでしょう。
デバッガーの他にも、ワーネバスタッフとは別の社員や家族、
ワーネバを触った事のない知り合いなどにもテストプレイをお願いしています」
※ワーネバの色んな遊び方を、もっと知っていただきたいなと感じました。
はと宅にネバラーさんで集まって、TVにゲーム画面を映して数人のプレイをみて遊んだりする事がありますが
同じ創作型プレイヤーさん達でも、全く違った印象のプレイになります。
今回、体験会でワーネバをプレイする所をプロデューサーさんに見ていただけると
思っていたのですが、体験はPSP本体で個人で楽しむ物だったので
プレイの内容や、プレイヤーが感じる細かな事まではご覧頂けなかったのではないかと。
ワーネバをプレイするファンのみんなは、本当に楽しそうです。
何に喜び、何を楽しみ、何に歓声をあげ、何にストレスを感じ、何を欲するのか、
もっとユーザーがどう楽しんでいるか、ワーネバのどこがどのように面白いのか
なぜ、こんなに長く愛されているのか
もっと、直接見て知っていただきたいなと思いました。
なんとなくですが、アルティさんの作って提供しているもの以上のものを
ユーザーは受け取って遊んでいるように思うのです。
アルティさんがつくったお弁当は美味しいです。
でもユーザーは、アルティさんが想定した以上の行動をとって楽しんでいたりするかもしれません。
コロッケにかけるために用意したソースを、ごはんにかけて、絵を書いていたりする。
ユーザーのもとめる「ワーネバの楽しさ」と
アルティの想定提供する「ワーネバの楽しさ」が、ちょっとだけ、ずれているように感じます。
そこが見えてきたら、バグ発見や、遊びやすさなどがもっと旨い事行くような気がするのです。
ユーザーの生の顔や、声を、もっと見ていただきたいなと思いました。
やっぱり文字だけのレビューや反応とは違うと思います。
プロデューサーさんには特に知ってもらいたいなあ…。
そして、ユーザー側は
もっともっとここが美味しいよー、って伝えたらいいかも。
梅干し入ってないよ!醤油ついてないよ!お箸ついてないんだけど!って伝える事も大事だけど
たまごやき、旨かったからまた食べたいとか
お前の料理が好きだとか、きっとそういうの大事。
この卵焼きまずい より
前の卵焼きが美味しくて好き のがいい。
お前の事は嫌いだけど、もっと旨い料理を作れって言われたら
私だったらもう明日から夕飯作るの嫌です。ちからが出ません。
誰かを否定したり批判したい訳じゃなくて。
ワーネバを作るおとうさんおかあさんに、ちからを与えるのも
ユーザーなんじゃないかと思うのです。
美味しく食べてもらおうと作った物をおいしい、って言ってもらえるのって
すごく元気になるから。
ただ、ずっと色々と伝え続けてきて、もういいや、って疲れてしまってるユーザーさんが多いのも確かで。
私もククリアで思う所があっても意見を出していなかったです。
ククリアの発表や発売が予想外に駆け足でした。
戸惑っているうちにククリアが発売して。
そしてすぐにククリアの大きなバグ発見があって、しょんぼりしつつも、
きっと修正版を作ってくれる、と信じていました。
スタッフさんも細かな対応を返して、一人一人データを修正して返したりしてくれていました。
でもいつ修正版が出るのか、作っているのか、どういう気持ちや対応予定なのか、
何もわからないままの不安な時に
「ククリアのお祭りをやります」という発表があって。
とてもお祭り気分じゃなかったのです。
ククリア、すごく面白いけど、時間を忘れちゃう位面白いけど
バグがある、どうやら2世代目が寿命が短くなっちゃってるみたい、そんな中で進める事が出来なくて。
どうなっちゃうんだろう、どうするんだろう、という時期に
ナルルのUMD版発表。
凄く嬉しい事なのに、手放しで喜べなかったのです。
発表の順番や、時間がもうちょっと違っていたら。
プロデューサーさんがどういう考えをもって、どういうつもりで動こうとしているのか、わかっていたら。
ククリアの修正版を出しますよ、という情報の後に
ナルルのUMD版の発表だったら、そしてククリア修正版後のお祭りだったら、
もっともっと喜べたと思います。
修正版などの発表タイミングも数日前だったりして、急激すぎるように感じているのです。
動きや、どういう方針なのかを前もって伝えていただけたらと思います。
発表タイミングも、余裕を持って、サバをよんで、もったいつけていただきたい。
アルティさんの動向や意思がこちらにはわかりにくいのです。
ナルル発表前も、ゼーン大陸の終了、そしてアシツガハラ国物語の終了、
ファンクラブも公式サイトも終了、そのアナウンスしかなかったから
もうアルティさんはワーネバシリーズから手をひくのだ、と受け取っていました。
まだ発表できる段階になかったのかもしれないけれど、
次回作を準備しています、待っててね、と一言でもあったら嬉しかった。
ゼーン大陸も、終了はサーバーの老朽化が主な原因だと聞いています。
そういった事や思いももっと表に見える所に出していただけていたら。
ほんとうにアルティさんはワーネバからは離れてしまうのだと思い込んでいたので
ナルル王国の発表があったとき、とてもとても嬉しかったです。
ナルルもククリアも、進化していました。
新しい事一杯で、想像の斜め上をいかれる事も沢山。
オルルドやプルトのシリーズとも繋がりをしっかり持たせてくれて、
よだれが出る事一杯です。
ワーネバの持つ、じっくり世界観を読んで行くと、ただ平和なだけじゃないよ、という
歴史観も大好きです。
スタッフさんがこれでもかと色々詰め込んでくれているのがとてもわかります。
ユーザーを楽しませようと、盛り込んでくれてるのがわかります。
プレイしながら1カ所1カ所歓声をあげているのをカメラで見て欲しいくらいです。
けれど、欠陥だと感じてしまうレベルのバグや
ワーネバとしての遊びにくさ、ユーザー視点で感じるストレスが、
その喜びを上回ってしまう事があり、勿体ないです。
バグや苦情の対応で少ない人数の社員さんの手がとられているように思います。
好きだからこそ、残念に思うのです。残念を伝えるのです。
そして、伝える事はとてもエネルギーのいる事。
それをしないまま無言で去って行くお客さんの方が多いかもしれない。
面白いゲームなのに。やめてしまうかもしれない。面白いゲームなのに。
どうか、次回作は慎重に、
時間をかけて、最終調整をしていただきたいです。
これからも長く愛されるゲームを作って下さる事を信じています。
他にないゲームだからこそ、ワーネバが大好きです。
もうなんだか自分で何言ってるんだかよくわかりませんが、
今後もっと、アルティさんとネバラーのいい距離と関係を築いていけたらいいなあ。
ただ、楽しいゲームが作りたい
ただ、楽しいゲームがしたい
根本はそこにあるはずだから。
最後に
——ククリア王国のUMDも出そうですか?
宮崎P
(渋い顔で)「……難しいです」
このままワーネバシリーズが小さく萎んで行くのはいやだよ。
アルティさんにはうまく儲けて、スタッフさんには健康でつやつやしてもらって、
楽しくいきいきとゲーム作ってもらわないと。
絵も漫画も健康で笑える余裕がないと良い物描けない。
ゲームだってきっと同じ筈。
何かできないかなあ、何が出来るんだろう。
好きって言い続けることくらいしか、思いつきません。